Z270マザー ASRock「Z270 Taichi」について
現在発売中のZ270マザー ASRock「Z270 Taichi」について紹介したいと思います。
「Z270 Taichi」は、ASRockからリリースされた、
陰陽のかたちのように価格と性能のバランス追及をコンセプトにデザインされたモノトーンなデザインと
さまざまな用途にオールラウンドに対応できる意味を込めて
陰陽を万物の根源とする中国の思想「タイチー」(太極)をモデル名に採用されたハイエンドマザーボードです。
ASRock「Z270 Taichi」の長所・短所や使用感などまとめ
長所
- 白黒のモノトーンや、太極(Taichi)をイメージしたデザインが面白い
- 14フェーズの豊富なVRM電源フェーズで過剰なオーバークロックにも対応
- OC Modeはコア電圧を最大2.000Vに設定可能
- BIOS上でフルコントロール可能なLED機能搭載
- 3基のPCI-Ex16スロットには補強としてメタルアーマーを使用
- ニチコンキャパシタ採用で7.1chサラウンド対応しているのでオーディオ機能も充実
- Bluetoothはver4.0に対応した無線LANを搭載
短所
- オンボードのスタートとリセットスイッチがない
- VRM電源周辺の発熱が大きい
- USB端子が4基で少な目
- HDMI端子はver1.4 上限は4K・30FPS
所感
200シリーズマザーボードが浸透してから、無難なデザインが増殖する中
「Taichi」は白と黒のモノトーン調や太極をイメージしたデザインを採用するところが好感触です。
機能の特徴としてはデジタル制御の12フェーズ回路を採用した電源フェーズや
デュアルギガビットLAN&無線LAN
LEDストリップ対応のイルミネーション機能「AURA RGB LED」などハイエンドモデル同等の機能を備えています。
ASRockの中でのTaichiの位置づけは
ゲーミングマザーボードブランドの「Fatal1ty」の最上位が「Fatal1ty Professional Gaming i7」ですが
Taichiはその「Fatal1ty Professional Gaming i7」の一部機能を省いた、廉価版という位置づけになり、
一般的に見ると値段はお高めなのですが、値段以上のパフォーマンスを実現させてくれます。
高い性能と品質を保ちながら凝ったデザインのマザーボードをお探しならば
「ASRock Z270 Taichi」はおすすめできるマザーボードだといえます。
<記事引用元:http://blog.livedoor.jp/wisteriear/archives/1064066626.html >
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フォームファクタ | ATX |
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CPUソケット | LGA1151 |
チップセット | INTEL Z270 |
メモリ | DDR4×4 |
メモリ最大 | 64GB |
グラフィックス | HDMI×1/DisplayPort×1 |
PCI Express x16 | 4 |
PCI Express x1 | 1 |
Serial ATA | Serial ATA:10 (SATA3 6Gb/s)、 2 (SATA Express)、3 (Ultra M.2 Socket) ※SATA Expressは1ポート使用するごとに2ポートのSATA3を使用します |
USBコネクタ | [USB3.1]:2(バックパネル) [Type-A×1、Type-C×1] [USB3.0]:4(バックパネル) / 2(内部ピン) / 1 (内部コネクタ) [USB2.0]:3(内部ピン) |
LAN | [有線]:2 (ギガビット対応) [無線]:M.2 Socket (Key E) IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
その他 | Bluetooth 4.0対応 SLI HB Bridge付属 |