新作のローエンドクラスグラフィックボード「GTX1050」性能比較

新作のローエンドクラスグラフィックボードGTX1050

10月25日ローエンドクラスのグラフィックボードGTX1050が発売されました。
なんといっても今回は価格を抑えてきたという点が一番ですね。
前シリーズの1050と同じ立ち位置だったGTX950は上位モデルのGTX960とほぼ同じ値段にも関わらず性能は960よりも落ちるというよくわからない商品になってしまっており、自作ユーザーからもあまりよい評価は貰えていないようでした。
しかし今回はGTX1060は25000円程度で、GTX1050は15000円程度という価格面の差別化がしっかりされています。

GTX 1050の特徴

GTX1050シリーズは、Maxwell世代からの次世代のGPUアーキテクチャであるPascal世代への置き換える位置付けになっており、それぞれGTX1050はGTX750Tiの、GTX1050TiはGTX950の後継機になります。
そのほかの特徴として、

・補助電源コネクタ不要の低消費電力
・ワットパフォーマンスに優れるPascalコア採用
・ANSELに対応
・GeForce GTX 1050 Tiはローエンドモデルながら4GBのビデオメモリを搭載

などがあります。

SLIについては、1060と同じように対応はしていないようです。

性能比較

  GeForce GTX1060 6G GeForce GTX1050 Ti GeForce GTX1050
コードネーム GP106(Pascal) GP107(Pascal) GP107(Pascal)
ストリーミングプロセッサ数 1280基 768基 640基
定格クロック 1506MHz 1290MHz 1354MHz
ブーストクロック 1708MHz 1392MHz 1455MHz
メモリ容量 6GB 4GB 2GB
接続インターフェース PCI Express 3.0 x16
補助電源コネクタ 6Pin
推奨電源容量 400W 300W 300W
  GeForce GTX960 GeForce GTX950 GeForce GTX750 Ti
コードネーム GM206(Maxwell) GM206(Maxwell) GM107(Maxwell)
ストリーミングプロセッサ数 1024基 768基 640基
定格クロック 1127MHz 1024MHz 1020MHz
ブーストクロック 1178MHz 1188MHz 1085MHz
メモリ容量 2GB 2GB 2GB
接続インターフェース PCI Express 3.0 x16
補助電源コネクタ 6Pin 6pin
推奨電源容量 400W 350W 300W

今回のGTX1050は、ハイエンドクラスのマシンを組むわけではなく、廉価でそれなりの性能のパーツを選んでいる方にはオススメです。
コストパフォーマンス重視でGTX750tiを使っていたユーザーの方は選択肢に十分入る性能でしょう。

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製品スペック
チップ NVIDIA GeForce GTX1050
接続 PCI Express×16
メモリ容量 2GB
メモリバス幅 128bit
メモリ種類 GDDR5
コアクロック / メモリクロック [サイレントモード]:1354MHz / 7008MHz
[ゲーミングモード]:1417MHz / 7008MHz
[OCモード]:1442MHz / 7108MHz
※コアクロックはベースクロックとなります
モニタ出力 Dual-link DVI-D×1/HDMI×1/DisplayPort×1
冷却 FAN
補助電源の有無 6ピン×1
製品スペック
チップ NVIDIA GeForce GTX1050Ti
接続 PCI Express×16
メモリ容量 4GB
メモリバス幅 128bit
メモリ種類 GDDR5
コアクロック / メモリクロック 1290MHz / 7000MHz
※コアクロックはベースクロックとなります
モニタ出力 Dual-link DVI-D×1/HDMI×1/DisplayPort×1
冷却 FAN

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